笑いあり、学びありの看護体験談！！
今回、私が経験した
いくつかの体験談を通じて、
ちょっと笑えるエピソードとその学びを共有します。
看護の世界は、時に厳しく、
時にユーモラスで、そこから多くのことを学べます。
ぜひ、楽しんで読んで下さい。
1.～カルテの奇跡 – 文字は慎重に～
一つ目のエピソードは、
カルテの記入に関するものです。
ある日、私が新人看護師の指導をしていたときのこと。
彼女がカルテに「患者さんの脈は”消滅”しました」と
記入してしまったのです。
カルテとは、患者さんの診療情報を記録する大切な文書です。
「消滅」という言葉は、
看護の現場では生命の絶えた状態を指すことが多く、
非常に重大な状況を示します。
しかし、その患者さんは元気に食事をしていて、
まさに生き生きとしていました。
彼女の意図したことは、
脈が「弱まった」ことを表現したかったのでしょう。
しかし、選んだ言葉が重すぎて、
一瞬パニックになったのは事実です。
教訓
文字は慎重に選ぶことが大切です。
理由
文字は誤解を招くことがあり、カルテの記入は特に重要な情報を伝える手段です。
POINT
慎重に文字を選び、伝えたい情報を正確に表現しましょう。
また、不確かな表現や専門用語の使い方については、
先輩看護師や医師に確認することも重要です。
2.～ベッドサイドのミステリー 病室の見直し～
二つ目のエピソードは、
ある患者さんのベッドサイドで起きた出来事です。
その患者さんは、認知症の症状があり、
夜間に頻繁にベッドから出ようとする傾向がありました。
ある晩、彼のベッドのアラームが鳴り、
私たちはすぐに駆けつけました。
しかし、ベッドにいるはずの患者さんがいないのです。
病室を探しても見当たらず、
不安になりながら周囲を探していると、
廊下の窓が開いているのを発見しました。
慌てて窓から外を見ると、
なんと患者さんが外で草むらに座っているではありませんか。
彼は、ベッドから降りて、窓から外に出てしまったのでした。
このエピソードから私たちは、
病室の安全性という大切な課題を学びました。
病室には、患者さんが安全に過ごすために様々な対策が必要です。
教訓:
病室の安全性を確保するためには、見直しが必要です。
理由:
患者さんが安全に過ごせるように、病室には様々な対策が必要です。
POINT
ベッドの位置や高さ、トイレの位置、窓の開閉など、
患者さんが安全に過ごせるように病室の見直しを行いましょう。
また、認知症の患者さんに対しては、
外出防止のために安全対策を徹底する必要があります。
3.～お茶目な看護師 – 気持ちの良い接遇～
三つ目のエピソードは、
私自身がお茶目になったエピソードです。
ある日、私が患者さんに薬を配膳する際に、
彼女が「美味しくいただきます」と言ったので、
「美味しいの？」と聞いてみました。
その時、彼女は
「そういう意味じゃないんだけど、
その言葉って気持ちが良いよね？」と笑って答えました。
私はその瞬間、
彼女が言ったことに共感し、
心地よさを感じました。
このエピソードから
私たちは、患者さんへの接遇が大切だということを学びました。
患者さんとのコミュニケーションは、
彼らが快適に過ごすために非常に重要な要素です。
教訓
患者さんとのコミュニケーションは、気持ちの良い接遇が大切です。
理由
患者さんが快適に過ごせるためには、医療行為だけでなく、心のケアも重要です。
POINT
患者さんに対して、気持ちの良い接遇を心がけましょう。
薬の配膳や検査など、医療行為をするときにも、
笑顔や丁寧な言葉遣いを意識しましょう。
患者さんが安心して過ごせるよう、心のケアも大切にしましょう。
まとめ
以上、
笑いあり、学びありの看護体験談を紹介しました。
看護師は、患者さんのために日々奮闘する仕事です。
その中で、笑いやユーモアがあることで、
心の癒しになったり、
新しい発見や学びにつながったりすることがあります。
今回のエピソードからは、
文字を慎重に選ぶことの重要性、
病室の安全性の見直し、
気持ちの良い接遇の大切さを学びました。
これらの経験をもとに、
私たちは今後も患者さんと共に歩み、
より良い医療を提供するために努めていきたいと思います。
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